ひとり暮らしでよく聞く悩みといえば、「収納が足りない」「部屋がすぐ散らかる」問題。
ワンルームや1Kでは、家具も物も最小限のはずなのに、なぜかいつもごちゃついて見える……そんな経験ありませんか?
でも実は、限られた空間こそ“アイデア次第”で大変身します。
この記事では、
✅ スペースを有効活用するグッズや配置
✅ 見せる収納と隠す収納のコツ
✅ すぐ真似できる暮らしのアイデア
を エリア別に20個 厳選して紹介。
「狭い部屋でも便利に暮らしたい」「物を減らさずスッキリ見せたい」人は要チェック!
狭い部屋の収納の基本戦略
視線を遮らない「抜け感」がカギ

部屋が狭く見える原因のひとつが、「目線の途中にモノがある」こと。
背の高い棚や物がびっしり詰まった場所は、視界を遮って壁を感じさせます。
壁以外の場所には、奥が見えるような抜け感がある家具を選ぶと良いでしょう!
- 背の低い収納家具を選ぶ(腰下まで)
- オープンシェルフや格子状ラックで“抜け”をつくる
床・壁・天井…空間を“縦”で使う

床にモノを置きすぎると、それだけで「散らかって見える」部屋に。
収納は“縦”に分散させるのがポイントです。
ウォールラックなど床に置かない収納を意識しよう!
- 空間上部を活用する「突っ張り棚」
- 壁にフックやウォールラックを利用
- ドア裏や家具側面も素晴らしい収納場所
“隠す”と“見せる”を使い分ける
全部を収納にしてしまうと、逆に取り出しにくくて不便。
「よく使うもの」は見せる、「生活感のあるもの」は隠す——このバランスが便利さと美観を両立させます。
- おしゃれなマグカップは見せて収納
- 書類やコード類はケースでざっくり隠す
エリア別!ひとり暮らしの収納アイデア 20選
玄関まわり
- 1. スリムな縦型シューズラック
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省スペース化されている現代のエントランスにぴったり。
上部をデッドスペース・物置にもできるタイプが特に便利。 - 2. マグネットフックで「鍵・バッグ」を定位置化
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出かける前によく使うものは、まとめて手の届く場所に。
玄関のドアに、マグネットで鍵や財布を置いておけると便利! - 3. 傘は立てずに「アンブレラハンガー」に吊るす
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傘立てほどスペースを取らず、清潔感もキープできるアンブレラハンガーがおススメ。
玄関のドアにマグネットで設置できるタイプなら、賃貸でも使いやすい!
キッチン
- 4.冷蔵庫横の隙間に縦型ラック
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冷蔵庫やゴミ箱横のデッドスペースにピッタリなラックを使えば、調味料やキッチン小物を収納できる!
- 5. スペースを活用する吊り下げ収納
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食器やお茶・コーヒーの箱、ラップやゴミ袋のようなを小物は、吊り下げ収納が最適。
- 6. コンロ下は「ケースごと」に管理
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コンロ下は高さも奥行きもあるので、収納しやすい反面取り出しにくいというデメリットも。
ケースやトレーを使って、手前に取り出せるようにすれば頻繁に使っても苦にならない!
洗面所
- 7. 突っ張り棚でタオル掛け増設
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突っ張り棒を使った収納は、スペースが取れない場所に最適。
干す時に高さも横幅も必要なタオル類は、突っ張り棒で省スペース化! - 8. 壁面フックやドライヤーホルダーで”引っ掛ける”
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コンセントの近くに設置すれば、便利なのにオシャレ!
- 9. 洗濯機上ラックで「洗剤・タオル」収納
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洗濯機の上のデッドスペースを有効活用できるラックは、収納が少ない洗面所の救世主。
リビング/ベッドルーム
- 10. ソファやベッド下に“ロータイプ収納”
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意外と空いてる「家具下スペース」を活用。
キャスター付きなら取り出しも簡単! - 11. スツール収納(座れる+しまえる)
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ひとり暮らしなら椅子は小さいスツールで十分。
収納もできて、デザイン性があってインテリアに馴染むスツールなら部屋もカッコよく決まるかも! - 12. 壁面ラックで「本・雑貨」をディスプレイ
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壁を収納場所にするだけで、床が広く使える。
雑貨を飾れば、シンプルな部屋からオシャレな部屋に様変わり! - 13. サイドテーブル一体型収納
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サイドテーブルは便利ですが、どうせなら収納付きのものを。
スマホ・リモコン・充電器なんかの小物をすっきり集約。 - 14. クローゼットに“吊り下げ収納ケース”
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靴下・下着・バッグなどを小分けに管理できる神アイテム。
床が空くので、下にはキャリーケースや旅行カバンなど大きなものを収納可能。 - 15. 窓辺に“突っ張りポール”で観葉植物や服を置く
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光を遮らずに、ちょっとした癒やし空間や翌日の服装準備ができちゃう。
番外編:アイテム別テク
- 16. ワゴン収納は“動かせる棚”として活用
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キッチン〜リビング間の可動収納に最高。
来客時や模様替え、掃除の時なんかに便利! - 17. ケーブル収納は「ファイルボックス×ラベリング」
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ごちゃごちゃコードを1つのファイルボックスに整理してストレス軽減。
コード類が多い場合は、細いファイルボックスにラベルを付けて管理しよう。 - 18. よく使う文具・リモコンは「壁掛けポケット」へ
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軽いアイテムなら壁掛けしちゃえば場所を取らない!
机上からモノをなくすと、それだけでスッキリ感UP。 - 19. ハンガー統一でクローゼットも“見せ収納”に
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シルエットが揃うと美しく、大きさを気にすることも無いので時短にもつながる。
出来るだけ同じハンガーで揃えれば、部屋干しを収納代わりにしても違和感が薄くなる。 - 20. 小物は“重ねない”収納を徹底
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小物収納でカゴ・ボックスは鉄板ですが、ただ入れるだけだと重なって下のモノが取り出しにくい。
カゴ+仕切りで重ならない収納にすることで、モノの迷子をゼロに。
まとめ|収納上手は「足し算」より「引き算」と「仕分け」
ひとり暮らしの収納は、「いかに空間を活かすか」「いかに生活感を隠すか」がカギ。
足りないからとモノを足すより、“使い方を変える”ことから始めましょう。
そして最後に大事なのは、「定位置化」と「仕分け」。
どこに何があるかすぐわかる暮らしこそ、快適なひとり暮らしの第一歩です。
快適ライフ研究員の声