ひとり暮らしで「貯められない」は普通
ひとり暮らしで家賃・光熱費・食費と生活コストをひとりでまかなうのは大変。
特に20代は収入が少ないうえに安定しづらく、貯金が思うようにできないのは当たり前です。
でも、「がんばりすぎずに自然と貯まる節約習慣」を作れば、無理せず毎月プラスに。
今回は、節約ストレスを感じずに続けられるリアルな工夫を紹介します。
大事なマインドは、コーヒー1杯分といった些細な金額を馬鹿にしないこと!
固定費から見直すのが最強ルート

節約の第一歩は変動費(食費・日用品)ではなく固定費から。
一度見直せばずっと効果が続くので、コスパ最強です。
- スマホ代:格安SIMで月5,000円→1,000円台も可能
- サブスク:使っていない動画・音楽アプリを解約
- 保険:不要な掛け捨て保険に入っていないか確認
- 光熱費:電力・ガス会社を乗り換えるだけで数百円安くなることも
たったひと月では数百円の節約でも、それが毎月続けば年間で1,000~5,000円の節約になります!
自炊は「頻度より仕組み」で続く

料理が苦手・面倒でコンビニや外食を毎回使っていると月2〜3万円の差に。
ひとり暮らしなら、作るのも食べるのも自分だから妥協しやすいはず!
簡単でソコソコ美味しい料理を週2~3回作って、残りはコンビニや外食でもOK!
- 週2〜3回でもOK!「冷凍ストック+電子レンジ」で乗り切る
- ごはん+味噌汁の組み合わせをベースにすると簡単
- まとめ買い+同じ具材で複数レシピを回す

「財布と時間」を見直すお金のルール

お金が貯まる人は「使い方」がうまいんです。
以下を意識してみましょう。
- 給料が入ったら先に1万円だけ別口座へ移す(先取り貯金)
- 現金は財布に1週間分だけ。使いすぎ防止&無駄買い対策に
- キャッシュレスの履歴をアプリでチェックして意識づけ

先取り貯金は別口座ではなく、給与受取口座で積立定期預金にすれば楽!定期預金なら利息も高めで一石二鳥!でもすぐお金を取り出せないのは難点…
実例
私はキャッシュレス派なので現金はほとんど持ち歩かないのですが、マネーフォワードMEに口座などを連携しているので簡単に支出を見ることができます。
毎週ウィークリーレポートとして入出金額のレポートを作ってくれるので、収支を把握しやすいです!
マネーフォワードMEは無料でも使えますが、価値があるので有料版を利用しています。(人によっては課金が無駄な出費になるという本末転倒になりかねないので、課金する場合は意味を見出してから!)


出費が高い!という週は、何か無駄が無かったか履歴を見返して反省しています。



家賃や光熱費など固定費の支払日が重なる月末~月初は高額になりがち。
どうせ固定費だと思って無視せず、実は買い物の無駄があるかも…と思ってしっかり確認を!
日用品・日々の買い物にもマイルールを


ドラッグストアや100均で「ついで買い」をしない工夫も大切。
必要なものだけ買うという習慣が身に着けば、家計は相当楽になります。
- 必要なものをリストアップしてからお店へ
- 1週間に1回まとめて買い物。余計な出費を減らす
- 楽天・Amazonなどで価格比較をして購入
- 高額な商品はお店のポイント還元率が高い日に買う
- あえて節約しない分野を作る



金額を気にしない分野を作って、そのために節約する、という意識を持つ方法も意外と効果があります。
実例
私は和食が好きなので、1ヶ月に1回程度の頻度でお米を5キロ購入しています。(ひとり暮らしではややハイペース)
最近はお米の価格が上がっているので、3,000~5,000円となかなかの出費です。
近所にあるのはイオン系列のスーパーなので、電子マネーWAONで支払えば100円(税込)ごとに1ポイント付与されます。
さらに毎月10日の「ありが10デー」で買えば、電子マネーWAONで支払えば200円(税込)ごとに5ポイント付与されます。
毎月20日・30日の「お客様感謝デー」なら、電子マネーWAONで支払うと5%OFFになります。
支払方法 | ポイント | 実質購入金額 |
---|---|---|
通常・現金 | 0p | 5,000円 |
通常・WAON | 50p | 4,950円 |
ありが10デー・WAON | 125p | 4,875円 |
お客様感謝デー・WAON | 47p(※) | 4,703円 |
※5,000円の5%OFF = 4,750円に対して100円(税込)ごとに1ポイント付与



5,000円の商品も工夫次第で約300円もお得に!
塵も積もれば山となる!
私の場合、少し離れた別系列のスーパーは、近所のイオン系列店より商品単価自体は若干安いのですが、感謝デー的なイベントでのポイント還元を考えるとイオンの方がお得でした。
そのため、普段はイオン系列店でイベント日を中心にまとめ買いして、急に何か必要になった時には少し離れた単価が安いスーパーを使う、というように使い分けています。
節約は「我慢」でなく「習慣化」がカギ
節約生活は「我慢大会」になった時点で続きません。
無理に削るより、「自然とお金を使わない」生活の流れを作る方が成功します。
- 楽しめる要素を入れる(節約テクをブログやSNSで発信するなど)
- 「節約しない分野」や「週1だけ“使っていい日”」を作ってモチベキープ
- 1ヶ月ごとに振り返るタイミングを設ける(節約実感が続く)
【まとめ】貯金があるだけで“自由度”が変わる
ひとり暮らしでお金が貯まると、急な出費や旅行、転職や引っ越しも前向きに考えられます。
無理をせずに「少しずつ貯まる仕組み」を生活に組み込んで、将来の安心につなげましょう!
快適ライフ研究員の声